トレンドマイクロは23日、同日に公開したウイルスパターンファイル「3.445.00」において、実際にはウイルスに感染していないファイルを誤って「感染している」と警告してしまう問題が発生したと公表した。
問題となったのは、23日の12:16~13:11頃に公開していたウイルスパターンファイル「3.445.00」。このパターンファイルを用いた場合に、昭文社の電子地図ソフト「Super Mapple Digital」内のモジュールについて、ウイルス「TSPY_ISTBAR.GEN」に感染しているという誤った警告が出るという。
トレンドマイクロでは、既にこの問題を修正したパターンファイル「3.447.00」を公開しており、ユーザーに対してパターンファイルのアップデートを呼び掛けている。また、サポート情報として、上記のパターンファイルによりファイルが誤って隔離・削除されてしまった場合の対処方法を紹介している。
関連情報
■URL
サポート情報(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=802
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( 三柳英樹 )
2006/05/24 15:08
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