国民生活センターは7日、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」が2005年4月に全面施行されてからの1年間に、全国の個人情報相談窓口に寄せられた相談の概況を発表した。相談件数は14,154件に上った。
相談内容は、「不適正な取得」が6,433件(50.0%)、「漏洩・紛失」が3,293件(25.6%)「同意のない提供」が1,928件(15.0%)、「目的外利用」が1,582件(12.3%)などが多かった。
事業分野別では、「医療・福祉」が248件(1.9%)、「金融・信用」が1,562件(12.1%)、「情報通信」が1,901件(14.8%)、「その他の事業分野」「不明」が9,298件(72.3%)だった。
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ニュースリリース
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20060607_1.html
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( 永沢 茂 )
2006/06/08 12:07
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