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Winny上の著作権侵害ファイル、保有ノードのIPアドレスを特定可能に

米eEyeが開発したツールをACCSが試験運用へ

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は8日、ファイル交換ソフト「Winny」のネットワーク上にある著作権侵害ファイルを検索するツールを試験運用することを明らかにした。ファイル名を入力すると、暗号を解読しながらネットワークを検索し、該当するファイルを保有しているノードのIPアドレスを表示するという。

 ACCSによると、このプログラムは米eEye Digital Securiyが開発したもの。すでにeEyeからツールの説明を受けており、「まだ実際に触ってはいないが、機能面はトライするに足りる」(ACCS)と判断。試験運用することを決定した。

 eEyeのシニアソフトウェアエンジニアの鵜飼裕司氏は最近、講演会などで、特定ファイルを保有するノードの一覧や特定ノードが保有するファイルの一覧などの情報を見られる「Winnyネットワークの可視化システム」の開発に着手していたことを明らかにしていた。

 なお、一部報道によれば、このツールは著作権保護団体に限定して提供されるという。


関連情報

URL
  コンピュータソフトウェア著作権協会
  http://www2.accsjp.or.jp/
  eEye Digital Securiy(英文)
  http://www.eeye.com/

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( 永沢 茂 )
2006/06/08 20:54

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