米Googleは9日、Google Earth 4 Beta2に若干の修正を加えた新バージョンをリリースしたことを発表した。
現行のバージョンは「4.0.1565」だが、このバージョンアップによりWindows版は「4.0.1657」、Mac版は「4.0.16589」、Linux版は「4.0.1660」になった。
新バージョンで話題となっているのが、メモリ管理機能を改善した結果、従来版よりもメモリを必要としなくなった点だ。また、搭載しているRAMの量に応じて最適なメモリキャッシュを自動的に設定してくれるため、画面のちらつきも減ったとされている。
操作面でも、[ツール>オプション]メニューから使用する言語が選択可能となったほか、マウスのスクロールホイールで、どの方向にスクロールするとズームインするかを設定できるようになったことなど、細かな点で改善が行なわれている。
公開された最新バージョンは、現在はGoogle EarthのWebサイトからダウンロードできるが、今週中にはGoogle Earthのヘルプメニューから「更新をオンラインでチェック」することにより入手できるようになる見込みだ。
関連情報
■URL
Google Earth公式掲示板(英文)
http://bbs.keyhole.com/ubb/showflat.php/Cat/0/Number/502561/an/0/page/0#502561
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/07/11 11:31
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