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OCN、迷惑メールを自動的に判定・隔離する会員向けサービス


 NTTコミュニケーションズが運営するOCNは、迷惑メールやフィッシングメールを自動的に判定・隔離する「迷惑メールブロックサービス」を7月24日より開始する。個人向けOCNサービス会員が対象で、料金は1メールアドレスにつき月額210円。ただし、8月末日までは無料で利用できる。

 迷惑メールブロックサービスは、迷惑メール対策の一環として提供されるメールフィルタリングサービス。OCNメールアドレス宛に送信されるメールから、迷惑メールの可能性を自動的に判定し、OCNメールサーバー上の特定エリア「迷惑メールボックス」に隔離する。

 隔離されたメールは14日間保存された後、削除される。保存期間中は、必要に応じてメール内容の確認を行なうことができるほか、定期的に迷惑メールボックス内のメールの一覧が送付される。なお、メールの一覧送付は1日単位か1週間単位で選択可能。送付しないようにも設定できる。

 迷惑メールの判定は、複数の基準に基づいて行なわれる。判定があった場合にはユーザー側で判定基準の強弱を設定したり、特定の送信元メールアドレスからのメールを確実に受信できるよう設定することも可能。判定要素と基準についてはセキュリティ対策上非公開となっているが、OCNによれば「過去の運用実績では98%を超える精度」だという。

 このほかOCNでは、会員向けのウイルスメール駆除サービス「ウイルスチェックサービス」と、迷惑メールブロックサービスを同時に利用した場合、2007年9月以降に発生した利用料金の合計額から52.5円を割り引く「安心メール割引」を開始する。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/2006NEWS/0007/0719.html

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( 野津 誠 )
2006/07/19 18:00

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