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ネットを利用する子供の実態と親の認識に差~MSN調査


 マイクロソフトの運営するポータルサイト「MSN」は28日、「ネット利用に関する親子の意識調査」結果を発表した。それによると、親が認識している以上に、子供はインターネットを利用していることがわかった。

 「ネット利用に関する親子の意識調査」は、子供のインターネット利用状況及び危機意識の把握と親の意識の差異を分析するもの。中学生以下の子供412名と小中学生を持つ親412名(合計824名)を対象にインターネット調査を実施。調査時期は2006年6月。

 調査結果によると、インターネット利用頻度は、「毎日」という子供が88.6%で最も多かった。子供の利用頻度について親にたずねた結果では「毎日」が59.0%、「2~3日に1回」が41%だが、子供の回答では「毎日」が88.6%、「2~3日に1回」が8.0%で、親が考えているより子供は頻繁にインターネットを利用していることがわかった。また、インターネットを利用する場所の設問で、「自分1人で見る・使う」についての回答は、子供が91.0%で、親が66.7%と、ここでも子供と親の回答にギャップが見られた。


子供のインターネット利用頻度 インターネットの利用内容

 インターネットの利用内容については、「電子メールのやり取り」をする子供が84.5%で最も多かった。子供の利用内容について親にたずねた結果では、「宿題」の69.9%や「オンラインゲーム」の52.7%などが多く挙げられた。同じ回答での子供の比率は「宿題」が56.1%、「オンラインゲーム」が37.1%となっており、親が考えているほど子供はオンラインゲームを利用していないという結果となった。


ブログ・チャット等の相手
 ブログやチャットの場合、子供の回答は「実際に知っている同年代の人」と「ネットで知り合った同年代の友達(会ったことはない)」が同率の66.0%で最も多かった。続いて「ネットで知り合った大人(会ったことはない)」が27.8%で続く。親の回答を見ると、「実際に知っている同年代の人」は62.8%で子供の回答と大差はないが、「ネットで知り合った同年代の友達」は51.4%、「ネットで知り合った大人」は14.2%であることから、子供のコミュニケーション相手を把握しきれていないことが窺える。

 このほか親への設問で、子供がインターネットを利用する際に、閲覧するサイトを親が制限できる保護者制限機能については、「知っている」が60.3%に上った。保護者制限機能を「利用したい」は35.2%で、「まあまあ利用したい」は47.6%であることから、全体の8割が制限機能を利用する意向を示した。

 子供がインターネットを利用する上で親が不安に思う点については、「出会い系、アダルトサイト等の有害サイトへアクセス」が74.8%で最も多かった。次に「有料コンテンツの利用」68.9%、「フィッシング詐欺サイトへのアクセス」63.8%、「個人情報の流出」61.9%などが多かった。


 またMSNでは、「ネット利用に関する親子の意識調査」の発表と同時に、セキュリティ啓蒙サイト「夏休み親子で学ぶ、インターネット安全教室」を開設した。主なコンテンツとして、クイズ形式で親子共々セキュリティについて学べる「インターネット安全教室」や、桃太郎のキャラクターたちが、MSNの提供するコミュニケーションサービスと安全な使い方を教える「みんなの知らないもう1つの鬼退治~MSN 桃太郎が行く」のほか、親子で化学が体験できる「Dr. ブラバーの子供実験教室」を用意する。


夏休み親子で学ぶ、インターネット安全教室

関連情報

URL
  MSN 親子で学ぶインターネット安全教室
  http://promotion.msn.co.jp/kidssafety/

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( 野津 誠 )
2006/07/28 20:18

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