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ガンホー森下社長、「ラグナロクオンライン」不正アクセス問題で謝罪


発表会の冒頭、不正アクセス問題で謝罪するガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜代表取締役社長
 2日に行なわれた「ガンホーゲームズ」の発表会において、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜代表取締役社長が、7月20日に発表した同社元社員によるMMORPG「ラグナロクオンライン」のサーバーに対する不正アクセスについて言及した。

 これは、7月19日付で懲戒解雇したゲームマスター業務を担当していた同社元社員がラグナロクオンラインのサーバーに不正にアクセスして、ゲーム内通貨「ゼニー」を不正取得(6,910億ゼニー)した上で、RMT業者にその大半を売却して1,400万円を得ていたというもの。ガンホーでは、3月24日に同元社員による不正行為を確認し、6月1日に警察に被害届を提出。その後、7月19日に不正アクセス禁止法違反の容疑で元社員は逮捕されている。

 森下社長は「ユーザーの皆様や業界関係者、取引業者の方に深くお詫びを申し上げたい」と謝罪。7月31日に発表した具体的改善策に触れた上で、「私自身も率先して、この課題を解決していきたい」と語った。

 その上で森下社長は、「ガンホーという会社名は、無茶苦茶やる気のある、がむしゃらにやる会社という意味を込めて命名した」とコメント。「この問題に対して会社一丸となって取り組むとともに、これからも歩みをとめることなく事業を継続していきたい」とオンラインゲーム事業に対する意気込みを述べた。


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URL
  ガンホー・オンライン・エンターテイメント
  http://www.gungho.co.jp/

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( 村松健至 )
2006/08/02 18:46

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