イー・アクセス、第1四半期の業績概要を発表。ADSL契約者は1.2万件増加

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イー・アクセス、第1四半期の業績概要を発表。ADSL契約者は1.2万件増加

　イー・アクセスは、2007年3月期第1四半期（2006年4月～6月）の財務・業績の概況を発表した。連結経営成績は売上高が142億9,100万円、営業利益が21億6,200万円、経常利益は13億2,100万円で、四半期純利益は9億6,900万円。

　ADSL事業の契約者数は2006年6月末現在で193.0万件となり、第1四半期で1.2万件増加した。また、ISP事業「AOL」の契約者数は26万件で、0.9万件の減少。ADSL・ISP事業の売上高は142億9,100万円、営業利益は32億6,200万円。

　イー・アクセスでは同事業について、移転・回線速度変更手数料の無料化やサポート体制の充実といった解約防止策を実施。また、メタルプラス電話とのセット販売のチャネル拡大によって、固定電話ユーザーが獲得できたとしたほか、AOLに関してもブロードバンド化の推進やコスト管理を徹底して、利益体質の強化を図ったとしている。

　モバイル事業は、第1四半期にエリクソンとともに無線基地局の設計や基地局用地の確保など無線ネットワークの構築に着手。加えて、商用サービス開始に向けたデータセンターや地方事務所の開設を進めているという。なお、第1四半期では売上が発生していないため、営業損失は営業費用1,100万円と同額になる。

関連情報

■URL
　イー・アクセス　投資家情報
　 http://www.eaccess.net/ir/index.html

■関連記事
・イー・アクセス決算、ADSL・ISP事業が順調に推移。ADSL加入も純増傾向（2006/05/11）

（村松健至）
2006/08/09 17:47

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