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政治情報をネットで見る米国人、2002年と比べて2.5倍にまで増加


 政治に関係したニュースや情報をインターネットで入手する米国人が増加していることが、非営利団体のPew Internet Projectの最新調査結果で明らかになった。その人数は2002年に比べて約2.5倍にまで増加している。

 今回行なわれた2006年8月の調査と、2002年7月の調査を比較してみよう。いずれも中間選挙の時期に実施された調査だ。2002年7月には1,100万人、インターネットユーザーの13%が政治や選挙キャンペーンの情報をインターネットで入手していた。2006年8月にはその数は2,600万人となり、成人インターネットユーザーの19%、18歳以上の米国人の13%に相当する。

 この傾向は米国内でインターネットユーザーが増えたこととも関係があると考えられる。2002年のインターネットユーザーは人口の59%だったが、2006年には68%にまで増加した。また、ISDNを含むブロードバンドを利用している米国人は2002年には12%にすぎなかったが、2006年には41%にまで増加した。Pew Internet Projectではブロードバンド普及の要素がなければ、政治情報をインターネットで入手する人の数は今回の調査で30%程度少なかっただろうと予測している。

 政治ニュースをインターネットで入手する人の層は、インターネットユーザーの平均的利用者像と比較してみると、男性が62%(インターネットユーザーの平均は48%)、大卒が55%(同36%)、家庭でのブロードバンド利用者が77%(同61%)だった。


関連情報

URL
  調査結果(英文)
  http://www.pewinternet.org/PPF/r/187/report_display.asp

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ブログのテーマは、政治やテクノロジーよりも日常生活の体験~米Pew調査(2006/07/20)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/09/21 12:14

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