日本レコード協会(RIAJ)は25日、ファイル交換ソフトを利用して音楽ファイルをアップロードしていたユーザー19人の情報開示を求めて、加盟レコード会社など14社がISP3社に対して起こしていた訴訟について、東京地方裁判所が情報開示を命じる判決を下したと発表した。
RIAJでは、ファイル交換ソフトを利用して音楽ファイルをアップロードしているユーザーに対して、「プロバイダ責任制限法」第4条第1項に基づく発信者情報開示請求を行なった。これに対して、ISP3社は裁判所の判断によらず開示することは控える判断をしたため、5月16日に訴訟を提起。今回、ISP3社に対して発信者情報を開示するよう命じる判決が下された。
RIAJによれば、加盟レコード会社など14社は今後、ISPから住所や氏名などが開示されるユーザーに対して、損害賠償請求を行なっていく予定としている。
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ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/2006/pr060925.html
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( 三柳英樹 )
2006/09/25 15:02
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