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ソースネクスト、PCソフト500タイトルのWindows Vista対応計画を発表


ソースネクスト松田社長
 ソースネクストは25日、都内で事業戦略発表会を行ない、同社が提供するソフト約500タイトルにおける次期OS「Windows Vista」対応計画を明らかにした。9月29日に発売する「いきなりPDF to Data 2」を皮切りに、2008年3月末にかけて順次対応する予定だ。


今後1年半で500タイトルが対応

 Windows Vista対応第1弾ソフトとして、「いきなりPDF to Data 2」「いきなりPDF to Data Professional 2」「いきなりPDF from スキャナ 2」をリリース。その後、2007年1月までに「ウイルスセキュリティZERO」や「携快電話」シリーズ、「驚速」シリーズといった主要ソフトを対応、2007年3月末までに100タイトル、2008年3月末までに500タイトルを対応する予定。対応状況は、ソースネクストのWebサイトで随時公開するほか、既存ソフトユーザーには無償アップデータを提供する。

 ソースネクストでは、PCソフトの販売タイトル数が9月29日で500タイトルを突破する。同社のインターネット調査によると、OSがWindows Vistaに移行することで、今使用しているPCソフトが使えなくなることを懸念するユーザーは、全体の6割を占めるという。同社の松田憲幸代表取締役社長は、「Windows Vistaへの対応は一日でも早く行ないたいと考えている。今ある500タイトル以外にも、今後さらにタイトル数を伸ばしていくと思うが、その中でもVista対応製品を少しずつ増やしていきたい」と述べた。


Windows Vistaの3Dユーザーインターフェイス技術を用いた「ソースネクストランチャー」 Windows Vista上で動く「携快電話」の画面 Windows Vista対応ソフトの実例を紹介する松田社長

「ウイルスセキュリティZERO」でシェア拡大

 また発表会では、ウイルスセキュリティZEROの近況について説明した。セキュリティ対策ソフトの販売本数シェア(BCN調査)は、2005年はシマンテック、トレンドマイクロに次いで3位(16%)だったが、2006年7月、8月はシマンテックに次いで2位(27%)だったという。ウイルスセキュリティZEROの発売により、販売本数および金額シェアが飛躍的に伸びた。「更新がわずらわしくない点が受けたと思う。引き続きシェア『No.1』を目指す」(松田社長)とした。

 このほか、ウイルスセキュリティZEROのテレビCMを発表した。「特打」のCM「ムエタイ」シリーズと同じスタッフを起用し、フルCGのカエル2匹が登場する「FROG」篇を10月より放送する。これにあわせ、「ウイルスセキュリティZERO ずっと『つカエル』キャンペーン」を実施。2006年11月1日から2007年10月31日まで、ソースネクストの特設サイトで出題されるクイズの正解者の中から抽選で、月ごとにハワイ旅行や大型液晶テレビなどがプレゼントされる。


ゲストとして招かれたマイクロソフト社Windows本部のジェイ・ジェイミソン本部長 「パートナー企業と一緒にVistaのリリースにむけて頑張っていきたい」と語るジェイミソン本部長

ウイルスセキュリティZEROテレビCMの一場面 「ゼロゼロ・・・」と鳴くカエルが更新料0円をアピール

関連情報

URL
  Microsoft Windows Vista対応計画 ニュースリリース
  http://www.sourcenext.info/sp/press/060925_vista500.html
  テレビCM ニュースリリース
  http://www.sourcenext.info/sp/press/060925_cm-zero.html
  キャンペーン ニュースリリース
  http://www.sourcenext.info/sp/press/060925_2kaeru.html

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( 野津 誠 )
2006/09/25 18:25

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