ドイツの携帯電話市場、ついに成長止まる～BITKOMが2006年予測

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ドイツの携帯電話市場、ついに成長止まる～BITKOMが2006年予測

　ドイツ通信業界団体のBITKOMは9月29日、2006年の携帯電話市場に関する予測を発表した。売上総額は39億ユーロと前年と同額にとどまり、初めて成長が止まる見込みであることを明らかにした。

　携帯通信端末自体の販売総数は2％増の3,200万台と、増加傾向は継続する見込み。単純に計算すると、1台あたりの販売価格が低下していることになる。

　携帯電話市場がついに頭打ちになった原因として、1人あたりの携帯電話普及台数が1台を超過している状況がある。ドイツでも今年、国民1人あたりの携帯電話台数が1台を超えたが、このほか英国やスウェーデンで1.1台、イタリアでは1.18台など、すでに「飽和」状態となっている。

　今後、携帯電話市場が再び急成長することは考えにくく、欧州では、急激な市場縮小を防止する対策に各携帯電話会社は負われそうだ。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（独文）
　 http://bitkom.de/41680_41678.aspx

■関連記事
・ドイツの携帯通信端末の契約台数が8,280万台に、国内人口超える（2006/08/21）

（ Gana Hiyoshi ）
2006/10/02 15:43

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