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KDDIの小野寺正代表取締役社長会長(右)と東京電力の勝俣恒久取締役社長(左)。11日17時から行なわれた緊急記者会見で
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KDDIと東京電力は12日、東京電力の光ネットワーク・カンパニーの事業を2007年1月1日に分割し、KDDIに統合することで合意したと発表した。これに伴い、KDDIは東京電力に対して普通株式14万4,569株を割り当てる。
分割期日となる1月1日、東京電力からKDDIに理事1名が就任。光ネットワーク・カンパニーの社員はKDDIに出向し、引き続き業務に従事する。このほか両社は、光ファイバの建設・保守を受託する合弁会社を1月1日をめどに設立することも検討する。
なお、光ネットワーク・カンパニーに関連する顧客契約はKDDIに継承されるが、「TEPCOひかり」利用者には、引き続きKDDIからISPを通じてサービスが提供されるという。
KDDIの小野寺正代表取締役社長会長と東京電力の勝俣恒久取締役社長が、17時より緊急記者会見を行なっている。会見の模様は別記事でお伝えする。
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■URL
ニュースリリース
http://www.tepco.co.jp/cc/press/06101202-j.html
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( 永沢 茂 )
2006/10/12 17:32
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