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「DriveCleaner」のトップ画面。不自然な日本語が目立つ
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ウェブルート・ソフトウェアは12日、詐欺的なセキュリティ対策ソフトウェア「DriveCleaner」の日本語版が出回っていると警告した。日本語のユーザーインターフェイスを持つ偽セキュリティ対策ソフトが増えているとして、注意を呼びかけている。
Drive Cleanerは、システムをスキャンしているように装うアニメーションと、偽のスキャン結果を表示することで、トライアル版のインストールを強要する。トライアル版をインストールしたユーザーに対しては、システムが危険であるかのようなスキャン結果を表示し、正規版の購入を促す。ただし、アンインストーラも提供されているため、不要であれば削除できる。
日本語のインターフェイスを持つ詐欺的なソフトウェアとしては、最近では「SystemDoctor 2006」が出回っており、ウェブルート・ソフトウェアが9月に警告していた。
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スキャンしているように装うアニメーション
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大量の“脅威”が発見されたと偽るスキャン結果
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DriveCleanerが“検出”した“脅威”の詳細
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“脅威”を取り除くには、製品版の購入が必要と促す
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関連情報
■URL
ウェブルート・ソフトウェア
http://www.webroot.com/jp
■関連記事
・ 偽セキュリティ対策ソフト「SystemDoctor 2006」に日本語版が登場(2006/09/05)
( 増田 覚 )
2006/10/12 20:12
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