ノルウェーのOpera Softwareは17日、Webブラウザ「Opera 9」に脆弱性が発見されたことを明らかにした。脆弱性は最新版の「Opera 9.02」で修正されている。
脆弱性を報告した米iDEFENSE Labsによれば、この脆弱性はOperaのURLの取り扱いに問題があり、ユーザーがOpera上で非常に長いURLなどをクリックした場合にバッファオーバーフローが発生し、ブラウザが異常終了したり、任意のコードが実行される危険があるという。
この脆弱性の影響を受けるのは、Opera 9.0およびOpera 9.01で、Opera 8は影響を受けない。Operaでは、9月21日にリリースした「Opera 9.02」でこの問題を修正しており、ユーザーに対して最新版へのアップデートを行なうよう呼びかけている。
関連情報
■URL
Operaによる脆弱性情報(英文)
http://www.opera.com/support/search/supsearch.dml?index=848
iDEFENSE Labsによる脆弱性情報(英文)
http://labs.idefense.com/intelligence/vulnerabilities/display.php?id=424
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・ 「Opera 9.02」リリース、OpenSSLの脆弱性の修正や安定性向上(2006/09/22)
( 三柳英樹 )
2006/10/19 14:11
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