|
開発イメージ。ホームサーバーを介して、各種ホームネットワーク機器や生活サービスとの連携させる
|
大和ハウス工業とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、住宅向けのホームサーバーや共通プラットフォーム、生活サービスを共同開発すると発表した。
大和ハウスでは、携帯電話から宅内設備をコントロールできる「留守宅モニタリングシステム」や、パソコンと連携して健康状況をチェックできる「インテリジェンストイレ」などを開発。一方、NTT Comではm2m-Xなど情報家電向けネットワーク技術の開発、「香り通信」といったライフスタイルを新たに創造する通信サービスなどの提供を行なっている。
両社によれば、これまで住宅向けの通信を利用したサービスでは、各社が独自に通信装置を開発していたという。このため、利用者はサービスごとに装置を用意する必要があったほか、相互接続性の問題もあったとしている。
今回の共同開発では、各種アプリケーションや情報家電を管理するホームサーバーを開発するとともに、安全・簡単にホームネットワークへ接続できる共通プラットフォーム構築を目指す。また、ホームネットワーク上で生活サービスの提供を順次開始するほか、各事業者と提携したサービス拡充を検討していく。
両社では2006年10月から共通プラットフォームの開発を開始し、2007年春をめどに開発を完了したい考え。このほか、ソフトウェア部品化技術「OSGi(Open Service Gateway Initiative)」などの技術適用も検討し、セキュリティ向上も進めるという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2006NEWS/0010/1019.html
■関連記事
・ NTT Com、情報家電向けハイブリッド型P2P方式接続のデモ(2004/06/30)
( 村松健至 )
2006/10/19 20:03
- ページの先頭へ-
|