米Mozilla Foundationは7日、Webブラウザ「Firefox 1.5.0.8」と、メールソフト「Thunderbird 1.5.0.8」をリリースした。どちらもセキュリティ修正と安定性向上のためのリリースで、Mozillaでは旧バージョンの利用者に対してアップデートを推奨している。
セキュリティ修正については、「MFSA 2006-65」「MFSA 2006-66」「MFSA 2006-67」の3件の脆弱性情報が公開されている。いずれの脆弱性も、危険度が4段階で最も高い“Critical”としており、Firefox 1.5.0.8およびThunderbird 1.5.0.8で修正を行なっている。
また、Firefoxについては後継バージョンとなる「Firefox 2」が10月24日に公開されており、MozillaではFirefox 2へのアップデートを推奨している。また、今後のFirefox 1.5系統については、セキュリティ修正と安定性向上のためのアップデートを2007年4月24日までは継続するとしている。
関連情報
■URL
Firefox 1.5.0.8リリースノート(英文)
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/releases/1.5.0.8.html
Thunderbird 1.5.0.8リリースノート(英文)
http://www.mozilla.com/en-US/thunderbird/releases/1.5.0.8.html
Mozillaによる脆弱性情報(英文)
http://www.mozilla.org/projects/security/known-vulnerabilities.html
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・ 「Firefox 2」正式版がリリース(2006/10/25)
( 三柳英樹 )
2006/11/08 12:54
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