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アトランタ、ボストン、ダラス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなどの3Dデータが用意されている。写真は、サンフランシスコの画像
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米Microsoftは19日、地図を3D表示する「Virtual Earth 3D Version 1.1」をリリースしたと発表した。このバージョンは日本語Windowsでも利用できるようになっている。
Virtual Earth 3Dは米国内の十数都市を3Dで表示できる地図サービスだ。このサービスを利用するためには、Virtual Earth 3DのActiveXコントロールをInternet Explorer 6/7上でインストールする必要がある。しかしVirtual Earth 3Dがリリースされた11月7日時点で、このActiveXコントロールは4つの英語ロケールにしか対応していなかった。
日本を含む英語圏以外の地域では、Virtual Earth 3DのActiveXコントロールのインストールに失敗してしまうという現象が確認されていた。その理由が11月8日に発表され、数字を利用する際に小数点の代わりにコンマを使うロケールでPCがクラッシュするという深刻なバグがリリース直前に発見されたために、英語圏でのリリースを最優先し、バグ修復に取りかかっていることが明らかにされていた。
この間、Virtual Earth 3Dを利用するためにWindowsを英語設定にするなどの回避方法がネット上で流布されていたが、これは根本的な解決策になっていない。今回のバージョン1.1で正式に日本語など英語以外のロケール設定でも動作するようになったことで、Virtual Earth 3Dを安心して利用できるようになる。
Virtual Earth 3Dは、「Live Search 地図検索」英語版ページの左側フレーム内に表示されるダウンロードボタンをクリックすることでインストールできる。
関連情報
■URL
Live Search 地図検索(英語版)
http://maps.live.com/?q=&mkt=en-US
Windows Live Local/Virtual Earth公式ブログの該当記事(英文)
http://virtualearth.spaces.live.com/Blog/cns!2BBC66E99FDCDB98!7800.entry
■関連記事
・ Microsoft、地図検索サービスで米国15都市を3D表示する新機能(2006/11/07)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/11/20 12:13
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