The Webby Awardsは28日、優れた携帯サイトを表彰する「The Webby Mobile Awards」を開催することを発表した。携帯サイトを表彰する初めての試みとなり、公式スポンサーには携帯サイト向けドメイン名を販売するdotMobi社がなることが明らかになった。
The Webby Awardsは1996年の第1回以来、これまでに10回開催され、世界40カ国以上から5,500以上のエントリーがあった。New York Times紙はこの賞のことを「インターネットのオスカー」と称し、現時点ではWebサイトを表彰する最も権威ある賞となっている。
今回追加されることが決定した携帯サイト部門は、「Listings & Updates」「News & Entertainment」「Mobile Marketplace」という3つのカテゴリーに分かれている。ただし日本からエントリーする場合には言葉の障壁があることに注意しなければならない。日本語など英語以外の言語によるエントリーは禁止されてはいないが、審査員がほとんど英語しか理解することができないため、これらの審査員にアピールできなくてはならないという。しかしアートやデザインなど、言語が必ずしも重要な位置を占めないサイトの場合には評価の対象となることも多い。
今回開催される「The 11th Annual Webby Awards」では、携帯サイト部門以外にも新たに15のカテゴリーが追加された。その中にはインターネット上で公開された映画やビデオを表彰する「The Webby Film & Video」や、マルチメディア広告を表彰する「Interactive Adertising」部門などもある。エントリー締切日は12月15日で、ノミネート作品は4月に発表され、表彰式は6月に行なわれる予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.webbyawards.com/press/press-release.php?id=122
The Webby Awards日本語サイト
http://www.webbyawards.jp/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/11/29 10:56
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