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「Winny」開発者の裁判、検察側も判決を不服として控訴


 京都地方検察庁は26日、ファイル交換ソフト「Winny」を開発し、著作権法違反幇助の罪に問われていた金子勇氏に対して、13日に京都地方裁判所が下した罰金150万円(求刑懲役1年)の判決を不服として控訴した。金子氏も判決当日に控訴している。

 この裁判は、2003年11月に著作権法違反で逮捕されたWinnyユーザー2人について、Winnyを開発・公開した金子氏がその幇助の罪にあたるとして起訴されていたもの。判決では、金子氏が当時Winnyにより著作権侵害にあたるファイルが広くやりとりされていることを知りながら、Winnyの開発・公開を続けたことが幇助にあたるとして、罰金刑を言い渡していた。

 金子氏は判決を不服として、判決当日の13日に即日控訴。検察側も控訴したことで、今後は大阪高裁で控訴審が行なわれることになる。


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  http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/12/13/


( 三柳英樹 )
2006/12/27 15:57

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