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8割の子供が保護者の目の届かないところでネット利用


両親がそばにいるときといないときでは、どちらのネット利用時間が長いか?
 ネットスターは1日、子供のインターネット利用実態に関する調査結果を公表した。それによれば、8割の子供が保護者の目の届かないところでインターネットを利用していることがわかった。

 調査は2006年12月25日に、携帯電話またはパソコンを使って学校以外でもインターネットを利用する子供を対象に、Webアンケートを実施。回答者は、小学1年生から中学3年生の484人で、男女構成比は男子22.8%、女子77.2%。

 調査によれば、インターネット利用時間について「両親がそばにいるときだけ利用する」という回答は、わずか3.9%にとどまった。その一方で、「両親がそばにいないときの方が長い」(41.3%)および「どちらも同じくらい」(37.6%)を合わせると、8割近い子供が、保護者の目の届かないところでもインターネットを利用していた。

 保護者不在時におけるインターネットの利用シーンについては、「両親の外出中」が77.6%で最も多く、「自分の部屋で」が23.9%で続き、自宅内で利用する子供が大半を占めた。そのほか、「友人宅で」(6.5%)や「外出中に携帯電話で」(3.4%)、「漫画喫茶で」(1.7%)という回答も挙げられている。


面白いサイトの見つけ方では「検索」がトップ

 頻繁に利用するWebサイトでは、「ゲームができるサイト」(55.8%)がトップ。以下は、「子供向けポータルサイト」(42.1%)、「漫画、アニメのサイト」(41.9%)、「(Yahoo!やMSNなど)大人向けポータルサイト」(32.0%)などが続く。大人からの人気を集める「2ちゃんねる」(12.2%)や「YouTube」(7.2%)も利用していた。

 面白いWebサイトの見つけ方としては、「検索で自分で探して」(53.9%)や「同学年の友達から教えてもらって」(51.4%)が半数を超えた。「雑誌などで読んで」や「掲示板やブログで見つけて」なども2割以上で、保護者の知らないところで子供が新しいWebサイトを発見している傾向が見受けられた。

 また、インターネットを利用する手段としては、「パソコンのみ」が67.8%で半数を超えた。しかし、「パソコンの方が長い」(26.0%)や「パソコンと携帯電話で半々」(4.5%)、「携帯電話の方が長い」(1.4%)などを合計すると、3割以上が携帯電話からインターネットを利用していた。

 このほか、インターネット上に公開することが怖いと思う情報については、「自分のメールアドレス」(67.6%)や「自分一人の写真」(66.3%)、「住んでいるところ(市町村単位まで)」(63.0%)、「自分の名前」(60.3%)など自分の個人情報を発信するリスクを理解する子供が多く見られた。しかし、これらと比較して、「友達と一緒の写真」(49.0%)や「友達の名前」(38.8%)など友人の個人情報を公開することが危険と思う子供は少なかった。


頻繁に利用するWebサイト 面白いWebサイトの見つけ方

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URL
  ニュースリリース
  http://www.netstar-inc.com/press/press070201.html

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( 増田 覚 )
2007/02/01 13:33

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