日本郵政公社は13日、ライブドアが有価証券報告書などを虚偽記載したことで、運用していたライブドア株価が下がり損害を被ったとして、運用委託先の信託銀行2行を原告として約10億4,000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
日本郵政公社では、郵便貯金と簡易生命保険の資金運用の一環として、信託銀行に委託してライブドア株式を保有していた。ライブドアへの強制捜査が行なわれた2006年1月16日時点の保有株式数は291万6,432株だったが、ライブドアの有価証券報告書などの虚偽記載に伴い、株価が下落して多額の損失が発生したとしている。
原告は、日本トラスティ・サービス信託銀行とバークレイズ・グローバル・インベスターズ信託銀行。
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ニュースリリース
http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/kawase/070213j301.html
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( 増田 覚 )
2007/02/14 14:13
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