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「教えて!goo」と「Yahoo!知恵袋」の月間利用者数の推移
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「教えて!goo」と「Yahoo!知恵袋」の利用者、ページビューの男女別構成比
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ネットレイティングスは22日、2007年1月度のインターネット利用動向調査結果を公表した。それによると、ユーザー参加型のQ&Aサイト「教えて!goo」と「Yahoo!知恵袋」の利用者が、ともに初めて400万人を超えたことが分かった。
「教えて!goo」の月間利用者は、昨年1月の229万人から428万人(前年同月比187%)、「Yahoo!知恵袋」は156万人から477万人(同306%)と大幅に上昇。「ユーザー参加型のいわゆる『Web 2.0系サイト』の中でも、この1年で最も成長したジャンルのひとつ」(ネットレイティングス)という。また、ユーザー参加型Q&Aサイトの先駆けでもある「OKWave」が115万人、「人力検索はてな」も89万人を集めている。
ユーザー参加型Q&Aサイトの傾向としては、利用者比率では男性が高く、ページビュー比率では逆に女性が高いという共通の特徴があるという。「教えて!goo」の場合、女性利用者は41%だが、ページビューの63%は女性が占める。「Yahoo!知恵袋」でも、女性利用者が38%で、ページビューで65%を占めることから、女性ユーザーひとりあたりの利用ページ数が、男性よりも多いことがわかる。ページビューの年齢別構成では、「Yahoo!知恵袋」は20歳代のシェアが比較的高いのに対して、「教えて!goo」は、30歳代、40歳代の利用比率も高いという。
ネットレイディングスの萩原雅之代表取締役社長兼チーフアナリストは、「ユーザー参加型Q&Aサイトは、Web 2.0の特徴が生かされた仕組みでありながら、ブログ、SNS、クチコミサイトなどに比べて注目度が高くなかった。しかし、この1年で多くのユーザーを集める人気サービスとして定着した。今後はデータベースが増加し、コンテンツ連動広告などが導入され、さらに利便性が増すと考えられる。それに伴い、ビジネスとしても高い成長が見込めるジャンル」と分析している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.netratings.co.jp/New_news/News02222007.htm
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( 増田 覚 )
2007/02/22 15:18
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