楽天は28日、旅行サイト「楽天トラベル」のAPIを公開した。利用する場合は、無料の楽天会員IDとデベロッパーIDが必要。APIから取得したデータをもとにアフィリエイトリンクを作成する場合は、アフィリエイトIDも必要となる。
今回公開したAPIは、「楽天トラベル施設情報API」「楽天トラベル空室検索API」「楽天トラベル地区コードAPI」の3つ。これにより、外部の企業や個人ユーザーは、楽天トラベルが保有する約21,500軒分の宿泊施設情報を取得し、独自のWebサイトを構築することができる。楽天によれば、空室検索APIは他社の例がないという。
なお、楽天トラベルAPIは、楽天の各種サービスのAPIを提供するサイト「楽天ウェブサービス」にて公開している。今後は、「キーワード検索API」や「施設検索API」なども公開するという。このほか、楽天ウェブサービスでは、商品検索APIや楽天書籍検索APIなどを公開しており、「はてな」や「関心空間」での活用事例も紹介している。
関連情報
■URL
楽天トラベル
http://travel.rakuten.co.jp/
楽天ウェブサービス
http://webservice.rakuten.co.jp/
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( 野津 誠 )
2007/02/28 16:13
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