Mozilla Foundationは1日、メールソフト「Thunderbird 1.5.0.10」をリリースした。危険度の高い脆弱性の修正を伴うバージョンアップのため、Mozillaではユーザーにアップデートを行なうよう呼びかけている。
日本語版を含む各国語版がリリースされており、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98およびWindows Server 2003、Mac OS X 10.2以降、Linux Linux 2.2.14以降に対応する。
Thunderbird 1.5.0.10では、安定性の向上のほか、Mozilla Network Security Services SSLv2のバッファオーバーフローと、メモリ破壊の形跡があるクラッシュの2件の脆弱性を修正。脆弱性の危険度は、2件とも4段階で最も高い「最高」となっている。
関連情報
■URL
Mozilla Japan
http://www.mozilla-japan.org/
Mozilla Thunderbird 1.5.0.10リリースノート
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/releases/1.5.0.10.html
■関連記事
・ 「Thunderbird 1.5.0.9」リリース、危険度の高い脆弱性を修正(2006/12/21)
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( 増田 覚 )
2007/03/05 16:15
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