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偽セキュリティソフトの新種が3種見つかる、ウェブルートの2月調査


 ウェブルート・ソフトウェアは7日、「2月の国内トップ10スパイウェアランキング」をとりまとめた。新たな偽セキュリティソフトが3種類見つかったとして、注意を呼びかけている。

 このランキングは、ウェブルートのサイトで無償提供しているオンラインスパイウェア検索ツール「Spy Audit」で収集したデータに基づいたもの。「アドウェア」「トロイの木馬」「システムモニタ」の3つのカテゴリで集計している。

 アドウェアでは、1位「CnsMin」、2位「Cydoor」、3位「DriveCleaner」、4位「System Doctor 2006」、5位「GAIN」などとなっている。DriveCleanerやSystem Doctor 2006は、「ユーザーの同意なしにインストールされ、Windowsのスタートアップに登録されるシステムメンテナンス・セキュリティアプリケーション」だとしており、ウェブルートでは、ユーザー自身でインストールした覚えがない場合は削除することを推奨している。

 こういったいわゆる偽セキュリティソフトとしては、「RegistryCleaner」「SpywareKnight」「Spy Dawn」が2月に新たに発見された。今のところ日本語版はまだ登場していないが、トロイの木馬によって知らぬ間にインストールされる可能性もあるという。素性が確かでないソフトのインストールやオンラインでの購入には十分注意するよう呼びかけている。

 トロイの木馬では「Trojan-Downloader-Zlob」、システムモニタでは「Any@Web」がそれぞれトップだった。


関連情報

URL
  ウェブルート
  http://www.webroot.com/jp/

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( 永沢 茂 )
2007/03/09 14:49

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