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文化庁、著作権の保護期間延長問題など議論する小委員会設置


 文化庁の文化審議会著作権分科会は12日、過去の著作物に関する保護と利用のあり方を検討する「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」を設置したと発表した。

 同小委員会では、著作権の保護期間延長問題を議論するほか、過去の著作物を円滑に利用・収集・保存するための方策を検討する。このほか、インターネット上の著作物の利用円滑化を図るための協議も行なう。

 小委員会のメンバーは、立教大学の上野達弘助教授、東京大学の大渕哲也教授、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の久保田裕専務理事、漫画家の里中満智子氏、IT・音楽ジャーナリストの津田大介氏、ネットワーク音楽著作権連絡協議会の佐々木隆一代表世話人、作曲家の都倉俊一氏、作家の三田誠広氏ら21人。審議の期限は設けていないが、著作権分科会では、可能な限り迅速に審議を進めるとしている。

 著作権分科会には、同小委員会のほか、著作権法制度のあり方を審議する「法制問題小委員」、私的録音録画に関する制度を審議する「私的録音録画小委員会」、国際的ルール作りへの参画のあり方を審議する「国際小委員会」が設置されている。


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URL
  文化庁
  http://www.bunka.go.jp/

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( 増田 覚 )
2007/03/13 13:26

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