NTTドコモ北陸は12日、ドコモショップの外販担当社員の私物PCから1,478件の顧客情報が、ファイル交換ソフト「Share」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。データを自宅へ持ち帰り作業していたところ、PCがウイルスに感染したことが原因だ。
流出した情報は、営業のために作成した顧客リストで、個人の氏名、携帯電話番号、勤務先など1,248名分と、法人の企業名、担当者名、携帯電話番号など230社分のデータが含まれる。このほか、法人顧客の料金コンサル資料6件も流出した。なお、データが保存されているファイルにはパスワードが設定されており、現時点では、情報の不正利用は確認されていないという。
この社員は、NTTドコモ北陸の販売代理店である中部特機産業株式会社が運営するドコモショップ金沢都ホテル店(旧ドコモショップ新神田店)に勤務する外販担当社員。NTTドコモ北陸では、社内だけでなく販売代理店においても、業務関連情報の社外持ち出し、およびファイル交換ソフトの使用を禁止していた。個人情報が流出した顧客に関しては個別に対応し、お詫びと事情説明を行なっているという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.docomo-hokuriku.co.jp/info/news_release/2007/070312a.html
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( 野津 誠 )
2007/03/14 15:55
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