日経リサーチは、2007年2月に実施したPodcastの利用状況に関する調査結果を公表した。
この調査は、日経リサーチ・アクセス・パネルに登録する16歳から69歳までの男女を対象に実施されたもの。調査期間は2月19日から22日までで、有効回収数は4,807人。
Podcastを「知っている」と回答した割合は全体の25.5%で、約4分の1が認知していたという。実際に「利用したことがある」割合は「知っている」と回答したうちの34.3%で、「利用したことがない」の65.7%を下回った。また、「利用したことがある」回答者421人のうち、「現在も利用している」のは56.6%で、継続利用者は半数強に止まった。
「現在も利用している」233人の回答者を対象に、1回あたりの最多利用時間も調査。結果は平日と休日で異なり、平日では「20分~30分未満」が16.3%、「10分~20分未満」が15.5%、「5分~10分未満」「30分~40分未満」が各14.2%、「1時間~2時間未満」が11.2%と回答が分散。一方、休日では「5分未満」が27.0%と高い数値を示し、それ以外の項目では平日の数値を下回る結果になった。
このほか、午前7時から午前9時までの利用割合は、平日が2割程度に対し、休日が5%未満の数値を示したという。このことから日経リサーチでは、通勤・通学時間帯での利用が利用時間帯に影響を及ぼしていると指摘している。
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Podcastの最多利用時間
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関連情報
■URL
ニュースリリース
https://datasignal.nikkei-r.co.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=49
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( 村松健至 )
2007/04/03 19:55
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