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オーバーチュア、国内でも新スポンサードサーチへの移行開始


 オーバーチュアは17日、検索連動型広告「スポンサードサーチ」の新プラットフォームへの移行を開始したと発表した。すでに米国では、米Yahoo!をはじめとする企業が2月5日に新スポンサードサーチを導入済みで、日本は米国に続き2番目の移行対象国となる。

 新スポンサードサーチは、「Panama」という開発コード名で呼ばれていたもので、検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告を配信する基幹プラットフォームが刷新される。現在スポンサードサーチに登録している広告主のアカウントは、2~3カ月をかけて移行し、その後、新しい広告掲載順位決定方式を導入する予定だ。

 従来のスポンサードサーチでは、キーワードに対して最も高い金額で入札した企業の広告ほど上位に表示されていたが、新スポンサードサーチでは、キーワードと広告の関連性や、広告がクリックされた回数なども加味して広告掲載順位が決まる。また、広告主は「日本全国」「都道府県」などの地域に絞り込んで広告を配信することも可能となる。

 オーバーチュアは新スポンサードサーチについて、「弊社の今後の広告ビジネス展開の基盤となるもので、将来的に属性や行動に基づくターゲティング機能などを追加することも見据えた、拡張性の高い柔軟な構造となっている。また、画像やリッチメディアなど、すべての広告フォーマットをサポートし、携帯電話からテレビまで数多くの配信手法に対応することも想定して設計されている」と説明している。


関連情報

URL
  新スポンサードサーチ情報サイト
  http://www.overture.co.jp/new/

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ナショナルクライアントにも検索連動型広告を、オーバーチュア(2007/02/16)


( 増田 覚 )
2007/04/18 19:08

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