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スパムでありながらウイルス──ネット犯罪の兆候をMessageLabsが警告


 英MessageLabsは25日、スパムとウイルスを混合した新種の攻撃をネット犯罪者が利用し始めた可能性があると警告した。同社が定期的に発行しているレポートの2007年4月版で公表した。

 「1通のメールで事足りるのに、なぜ、わざわざ2通のメールを使う必要があるのか」というのは誰もが抱く疑問であり、ネット犯罪者たちも例外ではなかったようだ。スパムの中にウイルスが含まれているメールが発見されたのは、これが初めての事例だという。

 「Storm Worm」として知られる一連の活動は4月半ばから見られた。これから発せられる一見スパムに見えるメールにはリンクが含まれており、このリンク先はマルウェアをインストールするWebサイトだった。このWebサイトでスクリーンセーバーに見せかけたマルウェアがインストールされると、さらにスパムを送信するソフトがインストールされ、それによって巨大なポットネットを構築することが犯人の目的である。

 この事件について、MessageLabsのチーフセキュリティアナリストであるMark Sunner氏は「これら最近の進展により、スパムが単に迷惑だというだけではなく、デスクトップから除去されるべきだということが明確になった」とコメントしている。

 こうしたことを考えると、迷惑メールに含まれているリンクを、たとえ興味本位であったとしても決してクリックしたりしないよう注意することが今後重要になってくるだろう。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.messagelabs.com/...


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迷惑メールの半数以上がフィッシング詐欺〜米MessageLabs調査結果(2006/10/03)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/04/27 13:29

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