CATV回線で家庭に「緊急地震速報」配信、スターキャットが実証実験

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CATV回線で家庭に「緊急地震速報」配信、スターキャットが実証実験

　スターキャット・ケーブルネットワークは21日、気象庁が配信する「緊急地震速報」のデータを、現行のCATV回線を通じて家庭向けに配信する実証実験を開始すると発表した。

　緊急地震速報とは、震源地に近い地震計でとらえた初期微動をもとに地震の規模や予想到達時刻などを推定して通知するもの。各地域に主要動が到達する前に伝えることで被害軽減の効果が期待される。

　スターキャットでは、NPO法人リアルタイム地震情報利用協議会（REIC）および有限責任中間法人ケーブルテレビ情報センター（CRI）が実施する「ケーブルテレビを利用した緊急地震速報家庭内利活用実証実験」に参加し、3カ月間の予定で実証実験を行なう。

　気象庁から配信された緊急地震速報の電文データを、スターキャットのセンター装置において再データ信号化してCATV網に配信する。加入者宅では、その信号を専用端末で受信し、予測震度、猶予時間、本震までのカウントダウンが音声で告知される。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（PDF）
　 http://www.starcat.co.jp/ir/press/2007/pdf/0521.pdf

■関連記事
・ NTT Comなど3社、IPv6を利用した個人向け緊急地震速報の配信実験（2006/11/29）

（永沢茂）
2007/05/21 16:59

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