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若者の違法ダウンロード、「親の監督」の重要性を指摘〜BSA


 インターネットからソフトウェアや音楽、映画、ゲームなどを違法にダウンロードする問題行動が、若者の間ではここ3年間でほぼ半減したことが明らかになった。合法的なソフトウェアや著作物の使用を推進する業界団体のBusiness Software Alliance(BSA)が調査会社のHarris Interactiveに委託して行なった最新調査結果によるもので、22日に発表された。

 調査は、米国内において8歳から18歳までの子供から若者になる年齢層を対象に行なわれた。調査が最初に実施された2004年には、代金を支払わずに違法ダウンロード行為を行なっていた若者が60%あった。2006年にはその割合が43%に減少し、今回の2007年の調査では36%にまで減少していた。これは2004年調査時点に比べて24ポイントも減少、割合としてほぼ半減したことがわかる。

 若者たちが違法ダウンロードに手を染めなくなった理由として、62%がコンピュータウイルスを間違ってダウンロードしてしまうことへの不安、52%が法的な問題に陥ることへの不安、51%がスパイウェアを誤ってダウンロードすることへの不安、48%が親との間で問題になることを恐れていると回答。特に親との問題を恐れている若者は2006年調査では40%だったため、1年で8ポイント増加したことになる。

 BSAでは、特に親の監督が重要であることが判明したと考えている。今回の調査で親の監督下にある若者と、そうでない若者を比較したデータが公開された。その結果によると、親の監督下にない若者はインターネットでの種々の活動が非常に活発であることがわかる。

 親の監督下にある場合、ネットサーフィンを行なう割合は63%だが、監督下にない場合は87%だった。買物する割合も、親の監督下にある場合は19%だったが、そうでない場合は55%、ソフトウェアのダウンロードに関しても、監督下にある場合は19%で、そうでない場合は52%、代金を払わずに音楽ダウンロードすることは、親の監督下にある場合は16%だったのに対して、親の監督下にない場合は47%と、大きく差が開いている。

 これについてBSAのパブリックアフェア担当バイスプレジデントであるDiane Smiroldo氏は、「この調査は、子供が適切なインターネット行動に関する決定を下す際に、親が非常に強い影響力を持っていることを示している」とコメントしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.bsa.org/usa/press/newsreleases/may-2007-higher-ed.cfm

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「違法ダウンロード、万引きほど悪くない」と考える若者〜米調査結果(2006/04/26)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/05/23 11:57

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