日経リサーチは30日、トップページの設定するサイトと1カ月以内に利用したサイトに関する調査の結果を公表した。調査は3月15日から20日まで、Webアンケートで実施。16~69歳の男女5,312人から有効回答を集めた。
それによれば、トップページに設定しているWebサイトでは、60.5%が「Yahoo!」と回答、2位で8.8%の「Google」、3位で7.3%の「MSN」などに大差をつけた。特に10~20代女性では、71.3%がYahoo!としていた。
Yahoo!をトップページに設定する理由としては、「機能が使いやすい」(54.9%)や「利用する機能が多いから(メールやアルバム機能)」(22.0%)など機能面が評価されたほか、「単に使い慣れているから」(48.6%)という回答も半数近くに上った。
また、最近1カ月以内に利用したWebサイトとしては、「Yahoo!」(91.0%)が9割を超えて圧倒的に多く、次いで「Google」(56.8%)、「楽天」(45.7%)、「MSN」(27.6%)、「goo」(27.6%)の順で利用が多かった。楽天はトップページの設定ではトップ10にランクインしなかったものの、1カ月以内の利用サイトでは3位に浮上した。
楽天の利用目的では、77.9%が「ショッピング」を挙げている。楽天以外の上位4サイトでは、いずれも「検索」がトップだった。このほか、Yahoo!とMSN、gooでは「ニュース」、Googleでは3割が「地図」を利用していた。MSNでは「メッセンジャー」という回答も21.0%に上った。
性別で見ると、Googleは男性30代の利用が68.1%と多かったほか、楽天は女性30代以上での利用率が50%を超えた。Yahoo!、MSN、gooについては、性別による差は見られなかったとしている。
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トップページに設定しているWebサイト
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■URL
ニュースリリース
https://datasignal.nikkei-r.co.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=53
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( 増田 覚 )
2007/05/30 13:03
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