Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

自前サーチエンジンを開発できる「Alexa Web Search service」公開


 米Amazon.com子会社のAlexa Internetは6日、「Alexa Web Search service」を発表した。これは同社が2005年12月に開始した「Alexa Web Search Platform」ベータ版の後継となるサービスで、機能や使い方に改良が加えられている。

 Alexa Web Search serviceの最も大きな改良点は、1クエリで最大100万もの検索結果を入手できることだ。そして検索結果に対して正規表現を使ってフィルタリングをしたり、情報を整理することができる。以前のAlexa Web Search Platformでは、一度に20の検索結果しか入手できなかった。

 さらに、検索を行なう際に「AND」「OR」オペレータ、ワイルドカード、フレーズ、グルーピングなど、50もの検索項目に対して様々な検索手法を採用できる。

 Alexa Web Search serviceはこれまでとは異なり、Amazon.comの一部門であるAmazon Web Servicesによって提供される。そのため、入手した検索結果を加工する作業などに、Amazon EC2やAmazon S3などの計算・ストレージサービスを効率よく利用することができる。

 価格体系はCPU時間などさまざまな項目で請求されるが、検索に関しては1,000リクエストに対して0.3ドル、また、最初の20件以降、1万件の検索結果に対して0.15ドルが請求される。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=97664&p=irol-newsArticle&ID=1012590&highlight=
  Alexa Web Search service(英文)
  http://aws.amazon.com/alexawebsearch

関連記事
米Amazon.comが新Webサービス、高収益のアソシエイトサイト開発が可能に(2004/10/05)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/08 12:25

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.