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グーグル、商品購入などで料金が発生する「Pay-Per-Action広告」


 グーグルは22日、ユーザーが入力した検索キーワードに応じて広告を表示するアドワーズ広告で、広告主が指定したアクションをユーザーが実行したときに料金が発生する「Pay-Per-Action 広告」ベータ版の提供を開始した。

 広告主は、ユーザーが商品を購入した場合や、メールマガジンを申し込んだ場合など、料金を発生させるアクションをあらかじめ指定できる。従来のアドワーズ広告は、広告が表示またはクリックされるごとに広告料金が発生していた。

 Pay-Per-Action 広告は、グーグルをはじめ、Googleコンテンツネットワークのパートナーサイト上に表示される。広告を経由して広告主サイトに誘導し、ユーザーのアクションが完了したときに料金が発生する仕組みだ。米国で2007年3月から提供されていたが、今回、世界展開を開始した。

 なお、このサービスを利用するには、アドワーズのコンバージョン・トラッキングを設定し、過去30日以内にCPC(クリック単価)およびCPM(インプレッション単価)のベースで500件以上のコンバージョンを獲得している必要がある。

 また、Pay-Per-Action 広告は、クリック課金またはインプレッション課金の広告枠とは別の広告枠にて表示されるため、通常のアドワーズ広告のように入札で競合することはない。

【お詫びと訂正】
 記事初出時、Pay-Per-Action 広告は、「BIGLOBEや@nifty、gooなどのパートナーサイト上に表示される」としていましたが、正しくは「Googleコンテンツネットワークのパートナーサイト上に表示される」です。お詫びして訂正いたします。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.google.com/intl/ja/press/pressrel/20070622.html

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( 増田 覚 )
2007/06/22 17:11

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