動画サーチエンジン大手の米blinkxは25日、動画の内容に応じて適切な広告を表示するための広告プラットフォーム「AdHoc」を発表した。blinkxでは、GoogleのAdSense広告がテキストWebにおける広告の世界を変えたように、blinkxのAdHocプラットフォームが動画広告に革命を起こすと説明する。
blinkxでは、動画を検索するために動画内の音声を認識してテキストに変換する技術と、動画の映像を解析する技術とを併用している。AdHocもこの技術を利用して適切な広告を配信できるという。
広告主は広告を表示するタイミングを細かに設定できるだけでなく、バナー広告をダイナミックに表示したり、動画の中に小さなバナー広告を表示するなど、様々な方法から選択できる。さらに表示する広告内容も、広告主の保有するデータベースだけでなく、blinkx AdHocプラットフォームやGoogle AdWordsなど、サードパーティの広告システムを利用することも可能だ。
AdHocプラットフォームは、同日から広告主、メディア企業、パートナー企業に対して提供される。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.blinkx.com/news?type=&id=409
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/26 11:49
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