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ウイルス被害の総数は減るも攻撃は巧妙化、トレンドマイクロ調査


 トレンドマイクロは6日、2007年度上半期(1月〜6月)の「ウイルス被害レポート」を発表した。日本のトレンドマイクロに寄せられたウイルス被害報告をまとめたもので、上半期のウイルス被害の総報告数は37,363件となり、2006年の上半期(42,741件)や下半期(49,160件)からは減少した。

 上半期に被害報告が多かったウイルスは、1位が「BKDR_AGENT」の643件、2位が「TROJ_VUNDO」の279件、3位が「JAVA_BYTEVER」の229件など。トレンドマイクロでは、ウイルスの被害報告件数が減った理由について、大規模な感染被害を起こすタイプのウイルスが減り、ターゲットを絞った形での攻撃が増えていることなどを挙げている。

 また、上半期のウイルス傾向としては、1)Web改竄による攻撃ツールの埋め込みが海外で急増、2)パッチ公開前の脆弱性を攻撃するゼロデイアタックの増加、3)大量にメールを送信する「マスメール型」ワームの巧妙化――の3点を挙げている。

 6月度(6月1日〜30日)のウイルス被害報告は4,799件で、5月(5,145件)から続いて3カ月連続で減少した。被害報告が多かったウイルスは「JAVA_BYTEVER」(65件)、「ADWARE_BHO_MYSEARCH」(57件)、「BKDR_AGENT」(56件)など。6月の傾向についても、Webサイトの改竄により、Internet Explorerの脆弱性を狙った不正プログムを埋め込む攻撃がヨーロッパで多数確認されているとして、警戒を呼びかけている。


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URL
  ニュースリリース
  http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20070706045348.html

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( 三柳英樹 )
2007/07/06 19:18

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