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「あやしげなリンクをクリックしない」小中校生ユーザーの半数以上が留意



 内閣府は、「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査」の速報値を発表した。調査は3月9日から30日まで、調査員による個別面接聴取法により実施。10歳から17歳までの男女1,191人、18歳から29歳までの男女1,277人、10歳から17歳までの男女の保護者1,145人から回答を得た。

 これによると、パソコンでインターネットを利用していると回答したのは、小学生で58.3%、中学生で68.7%、高校生で74.5%だった。また、携帯電話でインターネットを利用しているとしたのは、小学生で27.0%、中学生で56.3%、高校生で95.5%だった。パソコンでは比較的小学生の頃から利用率が高い一方、携帯電話では中学、高校となるにつれて大きく利用率が上昇している。

 インターネットを利用している人が気を付けていること(複数回答)で最も多かったのは「あやしげなリンクをクリックしない」(小学生53.9%、中学生64.0%、高校生66.8%)で、次いで「むやみにダウンロードしない」(小学生52.1%、中学生51.9%、高校生50.0%)、「暴力的な内容、性的な内容、反社会的な内容を含むサイトにアクセスしない」(小学生30.0%、中学生43.4%、高校生40.7%)などだった。

 このほか、「長時間使い続けること」についても各世代とも3割以上が挙げた。また、「インターネットの情報については、すべて正しいと思い込まないようにしている」は、小学生で21.2%、中学生で28.6%、高校生で37.4%がこれを挙げている。

 一方、保護者に対して、子供のインターネット利用に関して心配なことをたずねた設問(複数回答)では、「暴力的な内容、性的な内容、反社会的な内容を含むサイトにアクセスすること」が父親・母親ともに最も多かった。このほかでは、「詐欺などの犯罪に巻き込まれること」「目を悪くするなど健康を害すること」「インターネットを利用する時間が長時間になること」「名前や住所を安易に書き込んでしまうこと」などが上位に入っている。

 フィルタリングサービスの認知状況は、パソコン・携帯電話ともに高くなかった。パソコンでインターネットを利用している人でフィルタリングサービスを「使っている」としたのは、小学生0.5%、中学生1.0%、高校生2.7%で、「知っている」も小学生2.2%、中学生11.3%、高校生16.9%にとどまる。一方、保護者においては「使っている」が父親で19.6%、母親で8.6%、「知っている」が父親で42.6%、母親で28.9%だった。携帯電話でのインターネット利用者についても、ほぼ同様の傾向となっている。


関連情報

URL
  第5回情報化社会と青少年に関する意識調査(速報、PDF)
  http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/jouhou5/g.pdf

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( 永沢 茂 )
2007/07/10 11:31

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