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ngi group(旧ネットエイジグループ)子会社の3Diとngi mediaは17日、メタバース(3Dバーチャルワールド)に関するポータルサイト「THE SECOND TIMES」をオープンした。「Second Life」をはじめとするメタバースに関するニュース記事やコラム、イエローページを提供する。
THE SECOND TIMESは、これまで個人ブログや書籍などに分散していた日本人向けのメタバース関連情報をワンストップで提供するのが狙い。まず、ニュース記事では、THE SECOND TIMES編集部の記者らがSecond Life内のイベントや有名人などを取材して伝えるほか、今後はユーザー特派員による記事も募集するという。
さらにメタバース上の出来事だけでなく、Second Lifeを運営する米Linden Labをはじめ、米Thereや中国のSecond Lifeとも言われるHiPiHiなど、メタバース関連の企業も取材し、リアルな世界での最新動向も伝えていく。Second Lifeに限らず、他のメタバースのプラットフォームについても中立的なスタンスで報じていくとしている。コラムでは、デジタルハリウッド大学・学長の杉山知之氏らが執筆する。
イエローページは、Second Life内にあるスポットの情報をディレクトリ化して検索できるようにするもの。3Diでは「特に日本人ユーザーはSecond Lifeでどこに行ったらいいのかわからかない」状況にあると説明しており、日本人ユーザーに向けて判断材料となるデータを整備して提供する。具体的には、Second Lifeをクロールしてデータを収集し、島の名前や所有者、人口密度などのデータを提示するという。最終的には、日本人ユーザー向けの島がどこにあるのかといった情報に加えて、自分の買いたいオブジェクトも含めてメタバース内を検索できるサービスへと強化する考えだ。
このほか、Second Lifeの導入・操作について解説する初心者向けコンテンツも用意。また、今後はSecond Life上に「THE SECOND TIMES島」も開設し、ポータルサイトと連動していく予定だ。
3Diでは、THE SECOND TIMESの方向性について、「ビジネスマンが日中に見ても、上司から怒られないサイト」(3Diの小川剛代表取締役社長)と説明する。これまでは3Dバーチャルワールドに関する情報を扱っているサイトは個人ブログなどが多かったが、THE SECOND TIMESでは、個人利用の視点だけでなく、「ビジネス的な動向もきちんと解説する、ニュースサイトに近いポジションを目指す」としている。
関連情報
■URL
THE SECOND TIMES
http://www.secondtimes.net/
ニュースリリース(PDF)
http://www.ngigroup.com/jp/press/07070602.pdf
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・ トランスコスモス、「Second Life」の現状を説明(2007/07/13)
( 永沢 茂 )
2007/07/17 11:46
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