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ネット動画は2008年が転換点に、動画関連広告は急成長を続ける


 インターネット上の動画視聴者数が2008年に米国人口の半数を超えるとの予測を、米調査会社のeMarketerが25日に発表した。

 インターネット上の動画で配信される広告は、インターネットの特性として、視聴者の追跡やターゲット広告の配信などが行なえるため、Webサイト運営企業やブランド価値を上げたい広告主にとってオーディエンスの心をつかむための重要な道具となることが期待されている。

 eMarketerの予測によると、インターネット動画視聴者が米国人口に占める割合は2007年には47.0%で、これが2008年には53.3%にまで増加する。なお、ここでインターネット動画視聴者の定義としては、月に最低1度はインターネット上の動画をダウンロードするか、あるいはストリーミングコンテンツを視聴する3歳以上の人物とされている。

 こうした動向を踏まえて、eMarketerはインターネット動画関連広告支出が急速に増加すると予測。2007年は前年比89%増の7億7,500万ドルの市場規模だが、2011年までには毎年40%以上の増加率で増えていき、2011年には43億ドルに拡大すると予測している。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.emarketer.com/Article.aspx?1005193

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/07/26 11:22

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