Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース
■
レゴ、小学生向けプログラミング教材「WeDo 2.0」発売
[2016/01/29]
■
マクロウイルスを知らない世代の社員が狙われる？　「Office文書を開いて感染」攻撃が再び増加
[2016/01/29]
■
新gTLD「.shop」、49億円でGMOが落札、AmazonやGoogleなどに競り勝つ
[2016/01/29]
■
Windows SQL Server 2005サポート終了の4月12日が迫る、報告済み脆弱性の深刻度も高く、早急な移行を
[2016/01/29]
■
インストール不要の非常駐型セキュリティソフト「Dr.Web CureIt!」、日本語版を無料で提供
[2016/01/29]
■
筆まめ、中小事業者向け顧客管理ソフト「筆まめ顧客管理 Windows版」発売
[2016/01/29]
■
大日本印刷が「サイバーナレッジアカデミー」設立、IAIの訓練システムでセキュリティ技術者を養成
[2016/01/29]
■
「インターネット白書2016」発売、20周年記念の特別版
[2016/01/29]
■
NEC、中小規模事業者向けセキュリティアプライアンス「Aterm SA3500G」を発売
[2016/01/29]
■
Synology、2ベイNASのハイエンドモデル「DS216+」、暗号化データも上下100MB／秒以上で高速転送
[2016/01/29]
■
公安9課が情報流出の危険性を解き明かす、「攻殻機動隊 S.A.C.」の描き下ろしPDFコミック「HUMAN-ERROR TRAPS」無償公開
[2016/01/29]
■
Google Playに「マンガストア」オープン、ジャンプコミックスも配信開始
[2016/01/28]
■
BIGLOBE、電力とインターネットのセットプラン、中部電力の首都圏エリア展開に合わせ
[2016/01/28]
■
ウェブブラウザーのプライベートブラウジング機能、認知していた人は23.1％
[2016/01/28]
■
LINE、違う電話番号のスマホから一方的にアカウント移管操作を行えないよう仕様変更
[2016/01/28]
■
LINEのiPhone版アプリがiPadにも対応、「LINE for iPad」より多機能、大画面で音声・ビデオ通話が可能に
[2016/01/28]
■
Microsoft、Officeと他社クラウドストレージとの連携を強化
[2016/01/28]
■
Googleのディープラーニングシステムによって、人工知能が初めて囲碁のプロ棋士に勝利
[2016/01/28]
■
ソラコム、IoTプラットフォーム「SORACOM」と既存システムを専用線でつなぐサービスや認証機能など提供開始
[2016/01/28]
■
Google「Chrome 48」iOS版ではクラッシュ率70％低下、JavaScript実行速度も大幅改善
[2016/01/28]

ヤフオクが“参加無料キャンペーン”終了、4,999円ルールなど新基準導入


　ヤフーは7日、有料の「Yahoo!プレミアム会員」に登録せずに「Yahoo!オークション」に参加できる無料キャンペーンを終了した。これに伴い、入札・出品への参加資格を変更。4,999円までであれば、無料のYahoo! JAPAN IDだけで入札可能とした。また、ソフトバンクモバイル端末からも無料で入札に参加できるよう開放した。

　Yahoo!オークションは本来、入札に参加したり商品を出品するには月額294円のYahoo!プレミアム会員に登録する必要があった。しかしヤフーでは利用者拡大のため、Yahoo!プレミアム会員に登録しなくともYahoo!オークションに参加できるキャンペーンを展開。2006年4月、Yahoo! JAPAN IDを持っていればオークションストアに限り入札できるようにしたのを皮切りに、同年6月には取得から3年以上経過したYahoo! JAPAN IDの登録者が全商品に入札できるよう拡大。同時に、Yahoo! BB会員に対して全商品への入札および出品ができるよう開放した。さらに10月からは、Yahoo! JAPAN ID登録者について「3年以上」という制限を外し、無料のYahoo! JAPAN IDに登録していれば全商品に入札できる状態となっていた。

　8月7日午後4時から適用している新しい利用条件では、まず、Yahoo! JAPAN IDのみでは、「特定カテゴリ」（自動車車体、トラック車体、バス車体、オートバイ車体、不動産、船体）を除く4,999円までの入札のみが行なえる。5,000円以上の入札や特定カテゴリへの入札はできない。これまでの無料キャンペーンの期間と比較すると、出品できない点は変わらないが、5,000円以上の入札ができなくなった分だけ制限が厳しくなった。ヤフーによれば、Yahoo!オークションの平均落札価格は約5,400円だとしており、試験的な意味合いで5,000円というラインを設定したという。

　次に、Yahoo! BB会員については、5,000円以上および特定カテゴリを含むすべての商品に入札が可能となっている。無料キャンペーンの期間と比較すると、出品ができなくなったという違いがある。

　一方で今回、新たにソフトバンクモバイル利用者の無料参加可能枠が新設された。具体的には、ソフトバンクモバイル端末からであれば、特定カテゴリを除くすべての商品に入札できるようになっている。なお、ソフトバンクモバイル利用者であってもPCからの利用では該当せず、あくまでもソフトバンクモバイル端末からの入札に限られる。

　このほか、Yahoo!プレミアム会員については、出品および特定カテゴリを含む全商品への入札が可能で特に変更はない。また、月額294円の「EZweb・モバイルオークション会員」についても、特定カテゴリを含む全商品への入札が可能（出品は不可）ということで変更はない。

　以上のように、長く続いていたキャンペーン期間と比較すると、事実上、Yahoo! JAPAN ID登録者およびYahoo! BB会員の無料参加可能枠が縮小されたと言える。一方、キャンペーン前の定常的な状態に比べれば利用条件は緩和されている。ソフトバンクモバイル端末へ開放されたこともあり、Yahoo!オークションのお知らせページでは今回の利用条件変更について「より多くのお客様にYahoo!オークションをお楽しみいただくため」と説明している。

関連情報

■URL
　 Yahoo!オークションの利用条件
　 http://auctions.yahoo.co.jp/phtml/auc/jp/notice/20070807.html
　 利用条件変更のお知らせ
　 http://special.auctions.yahoo.co.jp/html/entry_guide/index.html

■関連記事
・ 月額料金無料でYahoo!オークションを利用できるキャンペーン（2006/06/21）
・ 「ヤフオク・ヘビーユーザー座談会」レポート（後編）（2007/02/21）


（ 永沢 茂 ）
2007/08/08 16:17

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.