米YouTubeと英国の音楽著作権団体MCPS-PRS Allianceは30日、同団体が管理する1,000万曲以上の楽曲を動画共有サイト「YouTube」で利用できるようにすることについて、ライセンス契約を提携したと発表した。
同団体が管理する楽曲を使った動画が英国内からYouTubeに投稿された場合、その楽曲に携わった作詞家、作曲家、音楽出版社に料金が支払われることになる。MCPS-PRS Alliance最高責任者のSteve Porter氏によれば、米国以外で今回のようなライセンス契約を結んだのは初めてのケースという。
また、YouTubeの共同創業者兼CEOであるChad Hurley氏は、「今回の契約は、我々が音楽家に報酬を支払うための仕組みを検討し、いかに音楽業界と協力関係にあるかを示す新たな一例となるだろう」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.mcps-prs-alliance.co.uk/about_us/press/latestpressreleases/mcpsprsalliance/Pages/MCPS-PRSAllianceYouTubesignground-breakingagreement.aspx
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( 増田 覚 )
2007/08/31 19:08
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