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軽量PDFリーダー「Foxit Reader 2.2」リリース、一括検索機能を搭載 |
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Foxit Readerは他のPDFリーダーに比べて軽く動作するソフトウェアとして知られている。今回のバージョンアップで最も注目されるのは多数のバグが修正されたことだろう。実際多くのバグが修正されているようだが、具体的にどのバグが修正されたかは公表されていない。しかし、今回のバージョンにはそれ以外にも便利な各種機能が追加されている。 最大の機能は、Foxit Readerの上部ツールバーからPDFファイル内にある語句を検索できるようになったことだ。現在表示しているファイル中の語句を検索するのはもちろんのこと、特定のフォルダに含まれているPDFファイル全体を一括検索できる。その場合には、該当する語句が含まれているPDFファイルとその位置をツリービュー形式で表示し、その場で該当するファイルを開くことができる。この検索機能も日本語に対応している。
また、ナビゲーションも改良された。「しおり」をいつも表示する形式にしておくと左側にページ番号が表示されているが、今回から表示しているページと、左側のしおりとが連動するようになった。そのため自分が何ページ目を開いているのかをいつでも意識できるようになった。 さらに設定を変更することによって、Foxit Readerを最小化してシステムトレイに収めることができるようになった。また、ページを超えて文章を選択する場合、マウスをスクロールしていくとページもスクロールするようになったため、表示範囲を超えて文章を選択できるようになった。 Foxit Softwareの発表によれば、閲覧しているPDFファイルの容量がステータスバーに表示されるようになったと説明しているが、この機能についてはうまく動作していないと報告しているユーザーもいるようだ。そのほか、対応している辞書ソフトを使用している場合には、マウスを使って単語をキャプチャし、翻訳する機能も追加されている。 関連情報 ■URL ダウンロードページ（英文） http://www.foxitsoftware.com/pdf/reader_2/down_reader.htm ニュースリリース（英文） http://www.foxitsoftware.com/announcements/20070929.htm Foxit Reader 2.2の変更点（英文） http://www.foxitsoftware.com/pdf/reader_2/whatsnew22.htm ■関連記事 ・ 日本語対応の軽量PDF閲覧ソフト「Foxit Reader 2.0」公開（2006/09/19） ・ 軽量PDFリーダー「Foxit Reader」、バージョン2.1が公開（2007/08/24）
（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
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