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ブログウォッチャーが開発する「チアフルタウン・オンライン(仮称)」の画面イメージ
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ブログウォッチャーは5日、経済産業省が進める「情報大航海プロジェクト」の実証サービスとして、オンラインゲームにより収集したユーザープロファイルを各種サービスで活用する「チアフルタウン・オンライン(仮称)」を開発し、2008年2月から試験サービスを開始すると発表した。
ブログウォッチャーでは、次世代の情報検索・解析サービスを目指して経済産業省が進める「情報大航海プロジェクト」のモデルサービスの開発と検証を受託。消費者が発信する情報を収集して情報提供サービスに活用していくモデルサービス「プロファイルパスポート事業」の実証サービスの開発を行なっている。
プロファイルパスポート事業は、ブログやSNSなどのユーザーが発信する情報や、GPSやRFIDなどのユーザーの行動履歴をプロファイルとして収集し、データベース化して情報提供サービスに活用する事業を目指している。ブログウォッチャーではこうした事業を展開する上で、ユーザーのプロファイルを収集する方法としてゲームに着目。ゲーム内での行動やユーザーの選択からプロファイルを収集することにより、ユーザーに身構えさせることなくプロファイルの収集が可能になるとしている。
開発する「チアフルタウン・オンライン」は、仮想の街を舞台としたマルチユーザー参加型のオンラインゲームで、ユーザーはゲーム内でのイベントなどを通じてキャラクターを育成していく。イベントでのユーザーの回答などからプロファイルを収集するとともに、イベントに参加したユーザーには店舗で利用できるクーポンなどを進呈する。また、SNS機能や動画視聴機能なども備える。
ゲームは当初、Webブラウザ上で動作するFlashベースのゲームとして開発し、PCのほかゲーム機「Wii」からも参加できるようにする。2008年2月からモニターテストを開始し、サービスの実証実験を行なう。また、携帯ゲーム機にも対応するとともに、Wii向けにはパッケージソフトとしての発売も予定しており、既に開発も進めているという。
ブログウォッチャーの羽野仁彦代表取締役社長は、Wiiを動作環境として選んだ理由について、「Wiiリモコンがポインターとして利用できるなど、ゲームと情報サービスとの融和が容易だと考えた」と説明。今後はオンライゲームに加えて、ボードゲームやSNS機能など周辺サービスとしての展開も予定しているとした。
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ブログウォッチャーの羽野仁彦代表取締役社長
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個人からの情報収集にゲームを利用
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「チアフルタウン・オンライン」の位置付け
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当初はブラウザ上のFlashベースで開発し、PCのほかWiiからもアクセス可能とする
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ゲーム内で発生するイベントでユーザーが取った行動などからプロファイルを収集する
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ゲームの流れ
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関連情報
■URL
ブログウォッチャー
http://www.blogwatcher.co.jp/
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( 三柳英樹 )
2007/10/05 18:49
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