2.5GHz帯の周波数を使った次世代高速無線通信サービスの開始に向け、11日に3社が免許申請を行なった。
11日に免許を申請したのは、アッカ・ネットワークスとNTTドコモなどが出資する「アッカ・ワイヤレス」、ソフトバンクとイー・アクセスなどが出資する「オープンワイヤレスネットワーク」、KDDIとインテル、JR東日本、京セラなどが出資する「ワイヤレスブロードバンド企画」の3社。3社はいずれも、WiMAX技術を活用した無線高速通信サービス事業の展開を目指す。
また、9月28日には、2.5GHz帯を利用した「次世代PHS」のサービス展開に向け、ウィルコムが免許を申請しており、合計4社が免許を申請した。
総務省では、2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信システムについては、新規に参入する最大2社に割り当てる方針としており、4社がこの枠を巡って競い合う形となった。事業者は年内にも決定される見込み。
関連情報
■URL
ニュースリリース(アッカ・ワイヤレス)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/071011_00.html
ニュースリリース(オープンワイヤレスネットワーク、PDF)
http://www.softbank.co.jp/group_sup/071011_0001.pdf
ニュースリリース(ワイヤレスブロードバンド企画、9月18日)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0918/index.html
ニュースリリース(ウィルコム、9月28日)
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/09/28/index_02.html
2.5GHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定申請の受付(総務省)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070807_5.html
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( 三柳英樹 )
2007/10/11 20:27
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