エフエム群馬は30日、同社サイトで募集した番組メッセージやコンサートチケットの応募データの管理に不手際があり、のべ1,839人の個人情報が外部から閲覧可能な状況になっていたことを明らかにした。
閲覧可能だったのは、応募者の氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど。原因は、Webサーバー内に設置したファイルの設定ミスで、通常は外部からの閲覧を禁止するところを、不特定多数のユーザーが閲覧できるようにしていたという。2007年4月2日から10月30日までにわたり設定ミスの状態が続いていた。
同社によれば、応募者の一部データが検索エンジンで表示されたことを外部から指摘され、今回の設定ミスが判明したという。今後は、設定確認を強化するほか、募集が終わったデータの迅速な削除を心がけ、再発防止を徹底するとしている。個人情報が閲覧可能だった応募者には、30日から謝罪の手紙を発送した。
関連情報
■URL
個人情報管理の不手際について
http://www.fmgunma.com/info/page/oshirase_1030.htm
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( 増田 覚 )
2007/10/31 15:14
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