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NRI、Second Life利用者は約2%ながら半数が「面白い」。1/4が継続意向


Second Life利用経験のある日本ユーザーの回答(出典:野村総合研究所)

日米ユーザーがSecond Lifeに魅力を感じた点(出典:野村総合研究所)
 野村総合研究所(NRI)は9日、Second Lifeの日米における利用実態の調査結果を発表した。

 日本での調査は8月28日から9月3日にかけて、NRIのインターネットリサーチ「TRUENAVI」の会員100,017人に対して事前調査を実施。Second Lifeの認知度は「知っている」が53.6%、「ログインしたことがある」が2.4%という結果となり、この2.4%から1,000人を無作為抽出し、9月11日・12日にかけてSecond Lifeの利用経験を持つユーザーに対して調査を実施した。また、米国ではSocial Research Foundation社から、Second Life利用者317人の回答データを受けている。

 利用経験があるユーザーの回答では、「あまり面白くなかったが、もう少し様子を見たい」という回答が28.4%と最も高いが、「面白かった。今後も継続的に利用したい」が27.1%と僅差で続いたほか、「面白かったが、今後も利用するかはわからない」が21.9%と、半数近い回答者がSecond Lifeを面白かったと回答。「二度と利用しない」という否定的な回答は5.5%に留まった。

 Second Lifeに魅力を感じた点では、日本のユーザーのうち40%近くがテキストチャットや企業での島や建物、アバターのカスタマイズなどに魅力を感じると回答。これに対して海外のユーザーはSecond Life内の仮想通貨であるリンデンドルやアイテムの作成などにも魅力を感じている一方、企業の島や建物の満足度は相対的に低くなっている。なお、母集団は日本が1,000人、米国が317人と異なるほか、魅力を感じた点は複数回答による割合で示されている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.nri.co.jp/news/2007/071109.html

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( 甲斐祐樹 )
2007/11/09 17:16

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