|
MPmarkRで可能になること
|
KDDI研究所は19日、ビデオの再圧縮やデジタル・アナログ変換でも消えない電子透かし技術「MPmarkR」を開発したと発表した。
MPmarkRでは、放送を倍速録画したり、VHSに録画した場合でも埋め込まれた電子透かしを保持できる。また、一定時間ごとに透かしを切り替えて挿入する「透かし切替埋め込み機能」があり、1つの映像コンテンツに対して多くの情報を付加できる。
MPmarkRは、KDDI研究所の動画像処理ソフトウェア「MP-Factory Ver.5」のモジュールとして提供される。MP-Factoryは、MPEGの圧縮・伸張、変換、編集、検索といった機能を持つソフト。SDK(Software Development Kit)で提供されるため、開発者はMPmarkRの機能をアプリケーションに組み込むことが可能となる。
KDDI研究所では、今回開発したSDKを利用したデモアプリケーションを、11月20日から幕張メッセ開催される国際放送機器展(InterBEE 2007)に参考展示する。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.kddilabs.jp/press/img/79_1.pdf
■関連記事
・ 著作権侵害動画の検出にプロ・アマ自動判別技術、KDDI研究所が開発(2007/10/29)
( 野津 誠 )
2007/11/19 20:20
- ページの先頭へ-
|