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NTT東西とドコモ、ユニバーサルサービス料の6.3円への改定を発表


 NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモの3社は3日、電話サービスの加入者に請求している「ユニバーサルサービス料」を、2008年1月1日から1番号あたり月額6円(税込6.3円)に改定すると発表した。

 ユニバーサルサービス料は、電気通信事業法で定められたユニバーサルサービス(NTT東西が提供する加入電話、公衆電話、緊急通報)の維持に必要な費用を電話会社全体で応分に負担するにあたって、最終的には電話サービスを利用している加入者が負担するかたちとなっているもの。現行では1番号あたり月額7円(税込7.35円)だった。

 NTT東日本によると、ユニバーサルサービスの収支は悪化しており、同社では2006年度に466億円の赤字になっているという。このようにユニバーサルサービスの維持に必要な費用が増加する中でユーザーの負担も増加していくことが見込まれることから、ユーザー負担の抑制を目的に支援額の算定方法が見直されることになったとしている。

 それに伴い、1番号あたりの負担額を2008年1月から月額6円に改定することを電気通信事業者協会が発表。これを受けて3社がユニバーサルサービス料の改定を発表したかたちになる。KDDIもすでに改定を発表しており、他の電話事業者からも追って正式に発表があるものと思われる。


関連情報

URL
  NTT東日本のニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0712/071203a.html
  NTT西日本のニュースリリース
  http://www.ntt-west.co.jp/news/0712/071203a.html
  NTTドコモのニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/071203_02.html

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( 永沢 茂 )
2007/12/03 19:23

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